爪の強度は厚みではない。今必要なのは“しなやか”さ

爪健美活始めよう!

九段下ネイルサロン isola の yuki です。

 

最近気になるフレーズ

“しなやか”

 

今日はしなやかさについてのお話です。

 

しなやかな人であったりしなやかな心であったり

あとは

しなやかな筋肉・体

 

なんとなく、しなやかという言葉には

柔軟な中にも芯のある

強さと優しさを併せ持ったイメージを私は持っています。

 

ああ、しなやかな方ですねなんていつかは言われたいものです。^^;

 

まだ自分はしなやかには生きれていないけれど

せめて爪だけは、、、

 

今回はそんな気持ちでお届けします。

 

どうぞお付き合いください。

 

 

さて、皆さんが思い描く健康で丈夫なお爪とは

どんなものですか?

 

硬くて厚みもあり

ちょっとやそっとじゃびくともしない

そんなお爪を思い浮かべるのではないでしょうか。

 

爪のお悩みトップ3に入るほど

爪が割れる・かける

といった悩みをお持ちの方は大変多くいらっしゃいます。

 

そしてそのほとんどの方が

“私の爪、もっと厚みがあったらよかったのに”

“私の爪薄くてすぐ割れちゃうんです”

と仰ることが多く

補強のためにジェルを乗せたりポリッシュを塗って厚みを補っているのです。

 

 

では、

爪は硬く厚みがあれば丈夫なのでしょうか。

 

 

ー爪に欠かせない水分・油分、その働き

 

 

私たちの爪は

常にプレートの下の皮膚の部分から

水分が補給されています。

 

また爪は表皮の角質層が変化したものであるため

細胞間脂質という脂質が存在します。

 

このように

本来爪は水分と脂質をバランス良く保つことで

ツヤと弾力を併せ持っているのです。

 

この、適度な水分と油分のおかげで硬すぎず柔らかすぎず

衝撃をクッションのように吸収して和らげる働きがあるのです。

 

 

ー水分・脂質が減ってしまうとどうなるでしょうー

 

肌が乾燥するのと同じように

爪も乾燥します。

 

水分量が低下すれば

爪が乾燥し割れやすくなったり

二枚爪になったりします。

 

脂質が減ってしまうと

爪に必要な水分を保持することが難しくなり

乾燥爪となってしまうのです。

 

どんなに厚みのある硬い爪でも

乾燥している状態では弾力がなくなり

衝撃を受け止めることが出来ません。

 

そうすると亀裂やかける、二枚爪になってしまうのです。

 

カラカラに乾いた落ち葉は握れば簡単に粉々になりますよね。

乾燥した爪もカラカラの状態、外的刺激に弱いのです。

 

 

水分と脂質による弾力が割れにくい爪には必要不可欠。

 硬さもありながら柔らかさも備える

まさに必要なのはしなやかさなのです。

 

 

ジェルやリムーバーで爪を痛めてしまったり

間違ったお手入れで一時的に薄くなってしまう方はいると思いますが

 

爪が本来ぺらぺらに薄い方というのはそんなに多くはいらっしゃらないと思います。

 

普通はどんな厚さなのかと言われると表現しにくいのですが

人の体ですから個人差はあります。

薄い爪の方もいらっしゃいますし

厚みのあるしっかりした爪の方もいらっしゃいます。

 

でも薄いと思ってる方は心配しないで、

厚みのある方は油断しないで。

 

爪が厚い方も薄い方も

爪の強度は

しなやかさにかかっているのです。

 

そしてそんな爪を育てていくのに必要なケアが

サロンでの甘皮のお手入れであり

自宅でのキューティクルオイルのケアになります。

 

健康で丈夫な爪はどんな爪かと問われたら

それは厚みや硬さではなく

 

適度に柔らかくツヤと弾力を併せ持ったしなやかな爪

 

そのように言わせていただいております。

 

 

一緒にしなやかな爪、目指しましょう!

        

 

しなやかの代表選手といえば猫

 

性格も体の柔らかさも

羨ましいです。笑